肘内障
2015.09.17更新
今日お母さんに連れられ赤ちゃんが患者さんとしていらっしゃいました。
もう泣いちゃって泣いちゃって・・・その理由は肘内障というもののせいでした。
肘内障とは、幼児期に起きる肘の亜脱臼の事を指します。
幼児期はまだ筋肉がシッカリとつききっていないため、以下のような理由で肘の亜脱臼である肘内障を起こします。
「鉄棒にぶら下がる」「赤ちゃんの手を握り、強く引っ張る」
「赤ちゃんの手をつないでる時に、いきなり勢いよく赤ちゃんに座られた」といった感じです。
以上の理由で肘が強く引っ張られ発生する症状なんです。
この時赤ちゃんは痛めた腕を上げる事が出来ません。具体的に言えばバンザイが出来ない感じです。
亜脱臼!と言われると大変だ!!と思われるかと思いますが、正常な整復をすればすぐに治る症状なんです。
なぜなら「筋肉がつききってないから発生する」であれば
「筋肉がつききっていないので元に戻す作業もそこまで苦にするような事はない」というわけです。
ですので、肘を抑えて赤ちゃんが泣き始めたら当院までお立ち寄り下さい。
石井
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