身体の感覚
2015.03.19更新
昨日ウチのアッキーがウォーキング等で両脚がカッチカチになった患者さんのほぐしをして
私に代わった際に「あの先生上手になったわね」と言われました。
平均からすると筋肉の硬さや感覚の重さも手伝って、結構強目でほぐさないと
いけない方でしたが、そういった声を頂いて自分のことより嬉しかったです。
そんな「感覚の話」ですが、その同じ日に別の患者さんから
「ほぐされた時の感覚の重さ(鈍さ)って、ほぐされ慣れちゃってなるの?
ずっとやってもらってるのって良くないのかしら?」と質問されました。
その方に「その理屈で言うと、ウチに20年ぐらい来ている患者さんが
いるんですが、その方なんかは感覚が無くなっているような身体になっていないと
おかしいですよね?
でもその方の感覚は鋭過ぎず鈍過ぎずの平均的な感覚ですから、
ずっと施術を受けてたからといってそういう弊害はないと思います。
それよりも疲労やストレスを溜めたままにしている方が、
身体の緊張を生んでしまって余計に身体を硬くする要因になってしまいますよ」
とお話しさせてもらいました。
逆に以前、どんなに強く押してもほぐしても「全く何も感じない」と言われる方が、
お仕事を辞められてからは普通の強さでほぐすだけで「すごく気持ちいい」
と感覚が劇的に変化される方もいらっしゃいました。
やはり疲労ストレスが身体にかける負荷は色々な形で出現するものだと言えますね。
石井
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