来院される患者さんで「お尻から太ももの裏がもやもやっとした痛さというか・・・表現しづらいんですよ」
と言われる方が多くいらっしゃいます。
単純な症状は痛いところが悪いところであることが多い・・・重い荷物を持って腕が痛い、とかですね。
逆に厄介な症状ほど痛いところと悪いところが別になることがあるんです。
最初に話した「お尻から太ももの裏」の症状はまさにこれで、実は腰からくるものなんです。
腰から枝分かれして足の方に向かう神経を総称して「坐骨神経」というのですが、
腰に何らかしらかの負荷がかかり、その坐骨神経の根っこの部分を圧迫すると
坐骨神経の支配領域である「腰、お尻(真ん中か、よこっぺた周囲)、足の付け根、太ももの裏」に、
「痛いという程鋭くないけど、重いだるいより痛いに近い感じで、ココが痛いソコが痛いというよりも
広い範囲でココら辺が痛いという感じ」という症状が発生する・・・これが坐骨神経痛なんです。
ですので、この症状でよく勘違いされ易いのが「筋肉痛」だと思われてしまう方が多い。
ですが、単純な筋肉痛なら2〜3日もあれば回復するはずなのに何週間も上記の様なものが続く場合
ほぼ坐骨神経痛と思って間違いはないかと思います。
こういった症状を放置していると神経への負荷が高まるため、筋細胞よりも回復力が低い神経細胞は
回復までにかかる時間を多く必要としてしまうので、早めに施術を受ける事をオススメします。
秋津周辺でそういった症状にお悩みの方がいらっしゃいましたら、石井整骨院にぜひご相談下さいね。