久しぶりに来院された患者さんが「帯状疱疹になっててしばらく来れなかった」と言われてました。
帯状疱疹はヘルペスウィルスというものが悪さをしてなるものなのですが、
コレを聞くと「ウィルスに感染した!!」と驚かれる方がいらっしゃいます。
でも実はヘルペスウィルスは殆どの人の体内に最初からあるものなんです。
ヘルペスウィルスは非常に弱いウィルスで、普段通りの体調であれば免疫が機能して悪さをさせるような事はまずありません。
ですが体力の低下、栄養の摂取不足、ストレス等によって体調が悪くなって免疫力が落ちてしまい、
ヘルペスウィルスに負けてしまうと初めて帯状疱疹が発症してしまうんです。
いきなり帯状疱疹が出てくる人もいますし、前段階として同じストレス性の肋間神経痛が出現してから続発して
帯状疱疹が出てくるパターンがあります。
患者さんでも疲労、ストレスを溜めに溜めて来院される方が多いのですが、
少しさじ加減を間違えて溜め過ぎてしまい、こういった厄介な症状が出てきてしまう方もいらっしゃるので、
限界ギリギリではなく、余裕を持ったスケジュールで施術を受けに来て下さいね。
石井