オリンピック出場決定して良かったですよね!
守備に比重を置くチームの様なので攻め入られるシーンも多く苦しい展開でしたが、
選手全員がサボらず走り続け、最後はキッチリ勝つというのは本当に感動しました!
もちろん選手全員が素晴らしいと思いますが、私は特に中島翔哉選手から目が離せなかったです。
中島選手は準々決勝イラン戦で見せた2ゴールに代表されるように、元々攻撃の選手であり、
特にテクニック面で秀でたプレイヤーのはずですが、攻撃時は中東のチーム特有のラフプレーに身体を張ってキープし、
守備時は全力で戻りディフェンス陣を助け、というかなり厳しいハードワークを長い時間継続していた事に感動しました。
今大会では日本は毎試合出場する選手を変え、体力の配分を考えられていたはずですが、
中島選手はその中でも多くの時間出場していて、体力面ではかなりキツイはず・・・
そういった部分も応援したくなる要素でしたね。
そういえばイラク戦で鈴木武蔵選手の足がツッていましたね。
怪我をしていた方の足ではなく、反対足がツッていたわけですが、コレは足だけで起きる事ではありません。
右の腰に違和感を訴えて来た患者さんを診た時、実は左の腰のズレが強く出ていた・・・
といった事は実はよくあるんです。
人間はカカシではないので、片足だけではどうしても活動する事に支障が出てきます。
右が痛いのに右を使おうだなんて人はなかなかいないですからね。
ですので右が悪ければ左で、前が悪ければ後ろで、といった「反対側でカバーする」行動をとるため
反対側が悪くなってしまうんです。
プロ選手でタイトルがかかっているならしょうがない面もありますが、一般的な症状でもこういった事は起こりうるので
皆さんもどこかが悪くなった際に「まだ大丈夫」と放置して、他の所を痛めたりしないよう早目の対処を考えて下さいね。
石井