先週頭の雪が降ったぐらいから寒さが一層厳しくなってきていますが、
その辺りから腰痛を訴えて来院される患者さんが増えてきています。
以前にもお話ししましたが、筋肉は冷えれば固まり、暖めれば柔らかくなります。
ですので元々何かしらの原因で腰に負荷がかかっていた方は、冷えというファクターが加わってしまう事によって
腰痛が表面化する事が多いです。
逆に言えば腰に一定以上の負担を抱えてなければ、多少冷えたところで腰痛が発生することはないと思います。
最近で一番厳しい状態の患者さんは「腰椎すべり症」と「脊椎分離症」を併発している方で、
こういった症状を抱えている方からよく「どこにいったら良いかわからなくてここに来た」と言われます。
私が患者さんによくお話しするのは「腰の症状での鑑別で特に重要なのが足に出るシビレです。
腰の症状が厳しくなっていくと足に対してシビレが出てくるんですが、
これがたまに出るくらいなら当院でシッカリ対処出来ます!
でも1日24時間ずっとシビレっぱなしとなると、オペを視野に入れた形にならざるを得ないので、
一度レントゲンやMRI等で医学的な検査をして現状を把握するする事が良いと思います。」とお伝えします。
ようは「シビレが出たり出なかったりならOK」「シビレがずっと出続ける場合は、ちゃんと検査した方が良いですよ」
という事ですね。
こういった事を判断基準にして当院へ来るか否かの判断材料にして頂ければと思います。
石井