最近は気温や天気が不安定ですが、寒い日も増えてきましたね。
以前からブログで「人間の筋肉は温めると柔らかくなり、冷えれば固まる」と書いてきましたが、
この寒くなっていく季節で、お風呂にゆっくり入って温まりストレス解消なんて良い頃合いですよね。
そこで今日はより良いお風呂の入り方をお伝えしようと思います。
お風呂に入って温まり、筋肉がほぐれて、そして楽になる・・・これは先程もお話ししましたが、
お風呂に入る意味合いがもう一つあるんです。それが自律神経の促進です。
よく「ぬるま湯が良い」とか「がっつり熱い湯の方が良い」と言われたりしますが、
お湯の温度の高低は自律神経の働きに影響を与えるんです。
ではその影響とはなにかと言いますと「ぬるま湯は自律神経がコントロールする沈静させる神経を働かせる作用がある」
「熱い湯は興奮する作用の神経を働かせる作用がある」という事です。
つまりこれから何かをするような時は「熱い湯で身体をシッカリ温めて、興奮する作用の神経を働かせる」
用事や仕事が終わり、今日はもうゆっくりするという時は「ぬるま湯で沈静する作用の神経を働かせる」
こういう使い分けが効果的なんです。
大体40度未満だと沈静する作用の神経が働き
42度以上だと興奮する作用の神経が働くので、これが一つの目安になります。
ただ人によっては熱い湯が好き、ぬるま湯が好き、と好みも分かれますし、
それぞれの好みによって温度による神経の働きも誤差が出てくるので、
先程の目安を参考に「自分にとっての熱い湯、ぬるま湯を選択する」事が良いと思います。
石井