つい先日やべっちFCというサッカー番組を見ていたら、内田篤人選手が手術とリハビリの話しを少ししてて
コレはブログのネタになるなと思いました(笑)
膝の痛みが厳しくなると皆さん「骨がおかしくなったんじゃ・・・」「軟骨がボロボロなんじゃ・・・」
「靭帯がおかしくなってるんじゃ・・・」「もう歳だからダメなんじゃ・・・」と、悲観される方が非常に多いのですが、
膝の比較的前側の痛みであればココの問題が可能性としてあります。
この赤い部分で膝のお皿の下にある「膝蓋腱」というアキレス腱の膝版の所です。
この部分は膝の曲げ伸ばしの際に骨をすって動いてしまうため、運動を多くする人は勿論ですが
そんなに運動をしない方でも長年にわたり使い続けることによって、骨にすられるために傷ついてしまい
最終的には痛みとなって出てきてしまうことがあります。
内田篤人選手の場合は以前より太ももの裏のハムストリングという筋肉の故障もあったために、
おそらくは周囲の筋肉や関節で庇いつつプレイする事を余儀なくされたせいでなったのではと思います。
でなければ、他の番組で「手術を受けなければ(選手生命が)終わると思った」とは言わなかったでしょう。
そのように最大限まで悪化させた場合は手術も視野に入る膝蓋腱の磨耗ですが、
先程もお話ししたように一般の人でも十二分に痛める可能性がある部位なんです。
ですが「半月板損傷」「側副靭帯損傷」「十字靭帯損傷」といった膝の代表的な負傷と比べれば、
初期の段階ならはるかに回復の見込みの高い症状ではあるので、
膝の痛みのある方は諦めず、悲観せず、早い処置を心がけて頂きたいと思います。
石井