サッカー日本代表が勝ちましたね!
新監督の初戦だったのでどうなるかと思いましたが、
前半の新顔中心のメンバーでも大崩れすることはなかったし、
後半の常連組を入れて点も取れたしで、私のイチオシの宇佐美選手のシュートが
惜しくもポストだったのだけが心残りでしたが、楽しんで観戦出来ました。
っていうか2点目の香川選手のアレはクロス?シュート?
そして今回の試合で一番驚いたのが内田選手の途中出場!!
所属チームであるシャルケでも欠場が続いていたのでビックリしました。
また日本サッカー協会とシャルケが揉めないといいんですけどねぇ・・・
しかし今回の代表は怪我人が多いんですよね。
長友選手、内田選手、興梠選手、小林悠選手・・・
この中で興梠選手以外はみんな肉離れなんですよね。
肉離れは筋肉の繊維が切れてしまう負傷ですが、
非常に厄介なのが切れた部分がくっつく時に硬化してしまい、
今まであった筋肉は柔らかく、新しい所が硬くなる訳ですから
その継ぎ目の部分が脆くなってしまうんですね。
なので治療の段階としてはまず切れた筋肉をくっつける作業から入り、
くっついたら次はその硬くなった部分を馴染ませる作業になるんですね。
筋肉をくっつける作業中に無理をすると再断裂する事もあるので
負傷した箇所を使った運動はダメですし、
馴染ませる段階で焦って運動したりすると最悪の場合再断裂、
そうでなかったとして筋肉の再生の精度が下がるため、以前よりも肉離れを
起こしてしまう可能性が非常に高い筋肉になって再生してしまいます。
プロスポーツ選手でも筋肉系の負傷を繰り返してしまう方がいらっしゃいますよね?
それは上記の様な理由からそうなってしまう部分があるんです。
もちろんそのレベルの選手の方ならトレーナーの方が常時ついてくれてると思うので、
そんな精度の低い治療を施されてるわけではないのですが、
「早くプレイを再開したい」「チーム事情」という部分からスケジュールの調整
をしてしまう事もスポーツ雑誌を見ているとあるそうです。
さらに厄介なのが、肉離れはどんなに最高の治療をしたとしても
「負傷前の状態に完璧に戻る事は無い」ということです。
もちろん最初の状態が100%として、負傷して60%、治療をせずに自己治癒だけを
頼りに放っておくと80%、しっかりとして治療を受けて95%まで回復という感じです。
なので治療を受けたか否かにかからわず、1度より2度、2度より3度同じ箇所の肉離れを
起こしてしまった方は、筋肉の再現精度は下がってしまいます。
もちろん治療を受けた方が再現精度の高さは上がるので、
絶対に治療は受けないと非常にマズいのはもちろんです。
一度切れた筋繊維は完全な形での再生は非常に厳しいので、
皆さんも春になり暖かな時期での運動で痛みが出た時は、
放って置かず治療を受けましょうね。
石井