2015.02.26更新

最後は患者さんからのご質問です。
「ベッドやお布団の柔らかさはどれぐらいが理想なの?」と先日聞かれまして
タイミングが良いのでココでも書いていこうと思います。

まず前提条件として人の身体には個体差がありますので
一概に「コレが全ての理想」という物は存在しないのを覚えておいて下さい。

つまり「自分はこれが良かったから他の方にも勧める」のはあまり良いとは言えません。

では個体差を考えて理想とする柔らかさは以下の通りです。

体重が軽めの方 柔らかめ
体重が標準値ほどの方 普通
体重が重い方 硬め

何故こういう答えになるかと言うと、人間の体重の分布によるからです。

人間の身体の部位で面積比率で一番重いのは頭になりますが、
頭には枕があるので比較的位置が安定しています。

問題は二番目に重いのがお尻になるということです。
お尻の部分には当然枕のような位置を安定させる物は置きませんので
重みで沈んでいく可能性がある。

そうなると沈んだお尻に引っ張られ腰が曲がった状態になってしまう。
ソレを考慮した柔らかさは・・・
体重が軽めの方ならば沈みが最小限なので柔らかくて良い。
体重が標準値ほどの方ならば沈みを考慮して硬すぎず、柔らか過ぎずを選んだ方が良い。
体重が重い方ならば柔らかさを追求するよりも、安定性を確保した方が良いので硬め。

という事になりますので、マットレス等ご購入を検討されてる方は参考にしてみて下さい。

 

                                                                                       石井

 

投稿者: 石井鍼灸整骨院

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